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換気扇が故障したので分解して原因究明、、修理はどうしたものか [楽しい工具遊び]

埋込角35cm(羽根30cm)の換気扇ってなんであんなに高いんだぜ?
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羽根を外してモーター部分を出しました。

日頃シャフトが重くなってちょくちょく止まっていた換気扇を、オイルスプレーでごまかしていたんですが、ついに完全に止まりました。
分解してベアリングを交換しないといけないのはわかっていたんですが、爪でがっちり封入されていたので・・・。
そしてとうとう重いとかグリス切れとかじゃない、全く通電が感じられない状態になってしまいました。
過負荷による断線?ヒューズ的なものが作動した?と思いつつ壊す覚悟で分解ー。

分解して確認したいのは
 ・ベアリングのゴリゴリ具合と交換サイズ
 ・モーター内部にあるらしい温度ヒューズの発掘とコード直結でモーターが回るかどうか
です。

まずシャフトに刺さっている羽根に掛けるピンを抜く、ってこの時点でかなり難易度高い^^
resize7_0482.jpgresize7_0483.jpg
バイスグリップで変形するくらい握ってやっと抜けました。

事後画像であれですが、ガッチリ蓋をされてる爪をドライバーを当ててハンマーでコンコン
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したら爪がねじれて隙間ができました。
これで分解できそうです。

枠に固定されてるビスを外して、マイナスドライバーでこじるとやっと蓋が開きました。
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あれ?裏ベアリングからシャフトが抜けるわけないんだが??
もしかしてベアリングなんかないのか??と思いつつギュッとしたらシャフトが抜けました。
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???

とりあえず裏蓋の爪を外してカップを取り外してみるとー
resize7_0490.jpg
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軸受けとタマタマとスポンジ。何このシンプル構造。
予めギヤプーラー買っておかなくてよかった^^。

このスポンジにオイルを含ませればいいんだろうか?
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グリスにしようかと思いましたが粘度があるオイルがちょうどあったのでそっちを使用。
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前軸受けはコイルが邪魔で抜けないので隙間から注入。
なんだかな。
こうゆう構造とわかっていたらドリルで穴開けて注油するだけでいいんじゃないか的な。
まあ分解して初めて分かることですね。

ベアリング問題はとりあえず解決(?)したので、今度はヒューズ探し。
絶縁シートみたいな青のビニルを糸切りながら剥がしていくとー
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パキパキに乾いたコード皮膜をボロボロにしながら、それっぽいもの発見!
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温度ヒューズっていう奴?切れたってことは130℃まで上がったということ?怖。

これをペンチでばちーんと切り取り、コードを直結して通電するかテストー
resize7_0496.jpg
ちょっとわかりづらいですが、シャフトが回りました。
モーター不動の原因はヒューズ切れということに。

と、原因究明はできたんですが、このコード類を安全に絶縁しながら封入する自信がない。
そして温度ヒューズということは、ハンダ付けで切れてしまうような気がしてならない。
さらにそんな火事になりそうな換気扇を使う気もしないっていう、、

さてどうしよう。




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水上耕助

温度ヒューズはよほど手間取らない限りハンダ付けしても切れはしませんが……。
ここまでバラしてしまうと再組み立てで使うのはやめたほうがいいかと。
(シャレ抜きで「ショート→発火→火事」のコンボが発生する危険が)
by 水上耕助 (2014-03-23 14:25) 

goma

水上耕助さんこんにちは。
そうですよねえ。一応温度ヒューズは用意したんですが、つけっぱなしにする場所でもあってリスクは避けときます。
by goma (2014-03-23 15:46) 

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