シンプルグリーンで自転車のクランクを洗浄してみたんですよ、

油汚れにはアルカリだろうということで、ちょっと値が張る洗剤シンプルグリーンを買ってみました。

液体を掛けるだけで綺麗になったら楽ができるじゃん的な下心。

液体ボトルのみ、泡フォームタイプ、ボトルと空スプレー付きがあったので
100円しか変わらないうすめボトル付きを買ってみました880円＠コーナン。


基本希釈して使うらしいので、付属スプレーボトルには目安のゲージがついてます。

pH9.5のアルカリ性


ちょっとした掃除には50倍以上の希釈、こびりついた油汚れには原液レベルを使うようです。

さっそく自転車からクランクを外してきました。



なかなかの汚れサンプルです。

空ボトルに2倍の希釈をしたんですが、液体はかなりシャバシャバ。
中性洗剤のような粘りはありません。
ニオイは結構強い歯磨き粉みたい、指で直接触ってもサンポール（塩酸）やパイプユニッシュ（水酸化ナトリウム）みたいに皮膚が溶けてヌルヌルするような感じもありません。

試しにその希釈したシンプルグリーンをクランクの下半分に吹きつけました

そのまま5分放置したのちブラシで擦ってみるとー


え？汚れが落ちるといえば落ちていますがイメージと違うような・・・。

更にブラッシングしてから水で洗い流しました。

一番上のチェーンリング（下半分）は綺麗になってますね。
浸け置き効果がある部分だけシッカリ洗浄効果が出たんでしょうか。
ただ、アルカリ性ということでアルミを侵す作用もたぶんあるので、余り長時間の浸け置きは良くない気がします。

吹きつけてはブラシ、を繰り返したクランク下半分はこちら。

表面的にオイルが付着してるくらいならすぐ落ちるんですが、ギヤ歯の固着した部分は強敵です。

液体が掛かっただけの反対側は・・・

汚れが流れ落ちてるということはありませんね。

もしかしてパーツクリーナーの方が安くて効果あるんじゃないのか？とふと思ったので


右上4分の1の扇部分に吹き付けてみましたが、全く変化なし＾＾

さらに普通の中性洗剤でも似たようなもんじゃないか？という疑問も湧いたので


残り4分の1の部分に掛けてブラシ。
すごく泡立つのでどこが落ちてるのか分からないという短所はありましたが、

結構綺麗になってしまいました。
とはいえ、ギヤ歯の部分の汚れ落ちはよくないですね。

どうせブラシでこすらないといけないならと、100円ショップの洗剤ボトル付きブラシ投入。


中性洗剤を増粘剤的にちょっと混ぜました。

やはり泡が立つと汚れがわかりづらくなります。

日も暮れてきたのでこんなもんで


結構綺麗になりましたが、ざっくりだと細部までは落ちませんでした。

反対側も同様にざっくりブラシ洗浄

結論： クランクはちゃんとボルトを外して分解してからチェーンリングを1枚ずつ洗うべし。。

希釈して使うので高いのか安いのかわかりませんが、油汚れ対策に一本くらい持っててもいいかな？

ムラテックKDS シンプルグリーン 新ピカ5 500ml SGN－500R SET5

• 出版社/メーカー: ムラテックKDS
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